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「脂性肌で【グリセリン高配合】を付けるとニキビが増える気がする・・・。」
「何してもニキビが治らない。脂性肌ニキビの人の体験談が知りたい」
「脂性肌はどういったスキンケア・保湿をしていけば良いの?成分は?」
こういったお悩みを抱えている方の解決できる記事になっています。
【自己紹介】私も10年間「何してもニキビが治らない」状態で悩んでいました。
こんにちは、nana です。
ニキビって本当しぶといですよね。本当になかなか無くなってくれない。
しかも世の中の肌荒れ対策は「乾燥肌」「敏感肌」向けのものが多い、と感じます。
「脂性肌」のニキビ・肌荒れ対策の情報って本当少ないですよね?
わたしは「脂性肌」「ニキビができやすい肌質」なので、何をすれば良いかわからず本当に本当に困っていました。
まさに「何してもニキビが治らない」状態でしたね・・・(泣)
それでも肌をキレイにしたかった私は本当に色々調べ試してみて、ニキビ肌改善。
現在はニキビ肌ができないように肌状態をコントロールする事ができるようになりました。
※全体的に何を行ったかは以下の記事にてまとめています。(わたしの肌の画像付き記事)↓
【実体験】「脂性肌ニキビを改善する方法」過去10年悩んでいた私が教えます
本記事では、そんな10年間で行っていた「スキンケア」で気付いた事
「【グリセリン】高配合の商品はいつもニキビができる・全体的に肌荒れする!」
「化粧水などの保湿剤によくある【グリセリン】はニキビ悪化の原因になっているかもしれない」
「脂性肌の人は【グリセリン】高配合の化粧水は避けるべきかも」
という点について、なぜそのように感じたか?具体的な商品などを体験レポート形式で書いていきます。
わたしと同じような肌質で悩んでいる方には少しでも解決までのヒントになればと思っています。
「脂性肌」の方で「自分に合うスキンケア」を探している方は是非参考にしてみてくださいね!
それでは見ていきましょう〜。
【体験談】「何してもニキビが治らない」それってグリセリンのせいかも?【脂性肌ニキビの保湿】
ここでは「グリセリン」は「脂性肌のニキビにどのような影響が考えられるか?」について
筆者の体験談と合わせて考察していきます!
【おすすめできません】「何してもニキビが治らない時期」に使っていた化粧品レポート
結論から申しますと、様々な化粧品を試してきた脂性肌タイプの筆者にとっては
「グリセリンが高配合の保湿剤」はあまりオススメはできません。
特に「エイジングケア高保湿タイプ」等のシリーズは「ニキビができやすいな」と感じるものが多かったように感じますね。
筆者が「あまりお勧めできない」「長期間使用でニキビが悪化した・増えた」商品はこちら。
商品名 | 主成分※1〜5番目記載 | 筆者の使用感・感想 |
無印良品エイジングケア薬用美白化粧水 | 水、濃グリセリン、DPG※有効成分トラネキサム酸、ビタミンC・2-グルコシド | 有効成分がすごく優秀なので購入。しかし「濃グリセリン」が合わなかったようでこもりニキビが多発。成分表記も2番目にきているので比率が高い事がうかがえます。乾燥肌の人にとっては良いかも。 |
無印良品エイジングケア乳液 | 水、グリセリン、DPG、パルミチン酸エチルヘキシル、シア脂 | ↑の化粧水とセットで使用。ニキビが多発した原因はグリセリン高配合の商品をセット使用した事もあると思います。乳液でもグリセリン比率が高いのが分かりますね。(2番目)また5番目「シア脂」に含まれる・オレイン酸・がニキビ肌には相性が良くないという噂もあり、私にとってトリプルパンチでした。 |
KOSEモイスチュアマイルド(オールインワン) | 精製水、1.3-ブチレングリコール、濃グリセリン、L-アスコルビン酸2-グルコシド、ヒアルロン酸ナトリウム(2) | こちらはニキビ肌が安定の時期に試しに使っていました。「ニキビが何もない状態で」2日連続使用した感じは悪くなかったです。3日連続使用以降、異変を感じめ、1週間後には顔中にニキビがポツポツでき始め使用中止。脂性肌の方は、本当に少量で使うか、体の保湿用に使うと良いかも。 |
キュレルディープモイスチャースプレー | 水、グリセリン、DPG、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、ユーカリエキス※有効成分アラントイン | 筆者はかなりキュレル信者で、脂性肌の私にとっても良い物もあり大好きなブランドですが、こちらの商品だけは付けるとかならずニキビができます。泣 なので体の保湿に使っていますね。 |
ざっとこんな感じです。
他にも色々あるのですが、メジャーな商品で合わなかったものをレビューしてみました。
化粧品の成分は「配合の多い順番」(1%以上の成分に限る)で記載されているルール。
上記の成分を見ていただくとわかる通り
【グリセリンが2〜3番目の配合にきている事がある商品】
が共通点ですよね。
このようにグリセリンの「配合率が高い」ものを使用すると、
脂性肌の私はニキビができやすい肌になってしまう事が多いという事が、実体験から感じました。
製薬会社の研究でも明らかに「グリセリンがアクネ菌の栄養源になりうる可能性」
まずそもそもアクネ菌とは何なのか?
についてですが、以下3つが主な特徴です。↓
アクネ菌の特徴3つfa-arrow-circle-right
.
. |
上記の知識を頭に入れた上で、
グリセリンとアクネ菌の関係について調べた所、
製薬会社の研究で以下の通り掲載されていました。↓
各種保湿剤がアクネ菌の栄養源となりうるのかを検討するために、保湿剤をアクネ菌に与えてその増殖率を測定しました。(中略)グリセリン、D(+)-グルコース、D-ソルビトールは高い資化性を示し、特にグリセリンは通常の増加率よりも約4倍の増殖を示しました。
専門機関での研究結果でこのようなデータが出ている為
「グリセリンがアクネ菌の栄養源になる」
という可能性は非常に高い事が分かりますよね。
(これは貴重なデータです・・・!この問題点に気付き、研究してくださった方々には本当感謝です。)
筆者はこの記事を見て、
自身の経験から感じた「グリセリンは脂性肌ニキビに合わないのではないか?」
という疑いが確信に変わった瞬間でした。
結論:脂性肌ニキビ出現の共通点「グリセリン高配合商品」は避けた方が良い
- わたし(脂性肌)の【「グリセリン高配合商品」でほぼ必ずニキビができる、悪化する】という経験
- グリセリンは【アクネ菌を増殖させてしまう可能性が高い】成分という研究結果
以上2つの観点から、
筆者は「脂性肌の方は【グリセリン高配合商品】は避けた方が良い」と考えます。
もちろん全ての人にとって当てはまる事ではないと思いますが、
今までの私と同様に
「何してもニキビが治らない」
という状況の方で脂性肌の方は
もしかしたらスキンケア・保湿の成分に問題があったのではないか?
という可能性も考えていただき、少しでもヒントとなれば嬉しいです。
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さて、ここまでは「脂性肌の方が避けるべき成分・要因・商品」について書いてきました。
次からは、筆者が実際に数年長く使っているおすすめの商品や、商品使用感のレポート等を書いていきますね。
それでは見ていきましょう!
【体験談】脂性肌ニキビの場合は、グリセリン高配合は避けた方が安心
【おすすめです】「使い続けてニキビ肌が改善してきた」化粧品レポート
ここでは筆者が「使い続けてニキビ肌が改善してきた」化粧品のレポートを一覧にしてみました!
これまでお伝えした通り、わたしが「グリセリンは【高配合】だと、ニキビの原因になりうる可能性がある」という考えを持っているのは事実です。
・・・しかしグリセリン自体は保湿剤の「超」メジャーな成分のため、その成分自体を完全に避けるのは、結構難しいのが現状です。。。
そのため筆者は普段から配合率(=成分の順番)に着目しています。
【グリセリン】が成分表記の3番目以降(できれば4番目以降が◎)に表示されている商品を選んで使用をしてコントロールしている現状です!
以下を参考にしてみてくださいね。↓
商品名 | 主成分※1〜5番目記載 | 筆者の使用感・感想 |
キュレル潤浸保湿化粧水1ややしっとり | 有効成分:アラントイン※その他:精製水、BG、グリセリン、ベタイン | グリセリンが3番目に入っていますが、おそらく精製水の割合がかなり多いのでは?という使用感です。サラサラ系。なのでニキビもできませんでしたし、バシャバシャ使いたい使用感です! |
タカミスキンピール(角質美容液) | 水、BG、ペンチレングリコール、PCA-Na、サンザシエキス | タカミローションとセットで使い始め、2週間で肌が本当に健やかになったのを実感しました。コレは本当おすすめです。角質美容液なのでこのあとに化粧水を塗る使用方法ですね。 |
タカミローション1 | 水、BG、スクワラン、ペンチレングリコール、グリセリン | 今までの化粧水の中でトップクラスに良かったです。現在も使っています。こちらはグリセリンが成分順番的にもそこまで多くない事がわかります。(成分表の5番目に記載されています)本当にこの化粧水に出会ってから筆者の「ニキビ改善への道」がひらけました。 |
キュレル エイジングケアシリーズ フェイスクリーム | 有効成分:アラントイン※その他:水、ジメチコン、グリセリン、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、スクワラン | グリセリンが3番目に入っており、コッテリ系のクリーム。しかし、キュレルのクリームシリーズは筆者でもニキビができにくいので何度もリピートしてる大好きな商品です。こちらでニキビができた事は今の所ないですが、念の為塗りすぎないように少量で塗布しています。 |
他にもありますが、ざっとこんな感じです。
グルセリンが入っていないに越した事はないのですが、、、「グリセリン」は本当にメジャーな成分なので、そのような商品はまだ出会えてません。
「タカミローション1」はグリセリン配合が他商品に比べ低く、筆者はこの商品が肌革命を起こしたキッカケとなりました。
保湿もしないといけない、でもグリセリンは避けたい脂性肌さんにとっては、結構合う化粧水なんじゃないかな〜と思ってます!
参考にしてみてくださいね。
結論:「グリセリン高配合」を避けたらニキビができにくくなった
↑の化粧品レポートを総括すると
「グリセリン高配合」を避けたらニキビができにくくなった
です。
成分の組み合わせによって問題ない場合もあるとは思いますが、
いっぱい保湿してもニキビができてしまう、という方は、一旦グリセリンの配合率が低めの化粧水や保湿クリームを使ってみると良いと思います。
↑のおすすめラインナップは比較的安心かと思いますので、良かったら参考にしてみてくださいね。
【体験談】「グリセリン」が高配合で「ニキビができなかった商品」【おすすめ3選】
※こちらも筆者の体験談です!
はい。ここまで散々「グリセリン高配合の商品は脂性肌に合わない!」と語ってきました。
しかし、ごめんなさい。
グリセリンが主成分(=高配合)で入っていてもニキビができにくかった商品、
実はあります。3つだけ。
※たくさん試してきて、この3つだけ大丈夫でした。
大多数はグリセリン高配合の保湿剤はニキビができた経験があります。
「なぜグリセリンが入ってるのに大丈夫だったのか?考えられる理由は何?」
の考察についても合わせて書いていくので、良かったら参考にしてみてくださいね。
「グリセリン」高配合でもニキビができなかった商品・おすすめ3選
脂性肌の私にも合っていた「グリセリン高配合」の成分表記である商品はこちら!おすすめで大好きな商品です。
商品名 | 主成分※1〜5番目記載 | 筆者の使用感・感想 |
MEDIHEALティーツリーカーミングエッセンスパッド | 水,グリセリン,1,2-ヘキサンジオール,DPG,ティーツリー葉水,ティーツリー葉エキス,クンゼアエリコイデス葉エキス,ティーツリー葉油 | これはニキビができた時にもめちゃくちゃ良いです!ティーツリー成分は殺菌効果があるらしく、ニキビの繁殖を抑えてくれる感覚が毎回確かにあるので、筆者は常備しています。殺菌効果もあるティーツリー成分が3種類入っているので、グリセリンの影響が相殺されているのでは?と感じています。(あくまで考察です) |
MEDIHEALティーツリーケアソリューションアンプルマスクJEX | 水、グリセリン、プロパンジオール、1.2-ヘキサンジオール、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス..(中略)ティーツリーエキス..(中略)ティーツリー葉油 | こちらはティーツリーシリーズ・パックバージョンです。↑のパッドに比べるとニキビ対策には少し劣ります。が、全体的に沈静をしてくれるような組み合わせのようで赤み・炎症がひいてくれる感じがするのでとっても好きです。ニキビ肌の方は↑のパッドと併用すると良いかもしれません。 |
オードムーゲ拭き取り化粧水 | エタノール、グリセリン、プロピレングリコール、マクロゴール4000、香料、精製水 ※有効成分:イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸二カリウム | こちらはわたしにとって必須の拭き取り化粧水。グリセリン入っていますが、ニキビ原因菌を殺菌してくれる成分が入っている&サラサラ系の使用感。上記のティーツリーの原理と似ていますが「ニキビの原因菌を殺菌」する働きのある成分で、グリセリンの影響が相殺されているように感じています!こちらでニキビができた事は一度もありません。※拭き取り化粧水なのでこれだけだと肌がつっぱるので注意です! |
「ニキビ原因菌殺菌成分」で「グリセリンによるニキビ増加影響が相殺」?
上記3点の使用感をまとめた上での考察はこちら。
- 「グリセリンが成分表記2番目にきている」「グリセリン高配合」「他成分でニキビ原因菌を殺菌する成分アリ」
- 殺菌成分によりグリセリンの影響も相殺されたのではないか
です。
本当にシンプルですが、使用した感じまさににこのように感じました。
同じお悩みがある方、化粧品選びにおいて参考意見となれば嬉しいです!
【豆知識】自分の肌に合った成分選びをしてみよう!
ここまでは【「グリセリン」と脂性肌ニキビへの影響】について考察してきました。
でもぶっちゃけ
「成分とか細かすぎて見る気もなくすわ・・・」
となりますよね。
筆者もそうです。笑
最後にこちらでは、成分表示のルールとチェックポイントについてサクッと説明していきますね。
ではいってみましょう。
成分表示「最初の5個」を注意してチェックすると◎
脂性肌ニキビで悩んでいる方向けについてです。
成分について、気を付けて見る所は以下3点です。
- 成分表示の1〜5番目の順番に記載されているものをチェック
- 脂性肌の場合は「グリセリン」ができれば3番目以降にきているものを選ぶ
- ニキビ原因菌を殺菌する成分が同様に入っているかチェックする
上記の根拠としてですが、化粧品の成分表示には薬事法で以下のルールが課されています。
記載の順序
挙げられる記載法としては、下記の 4 つがあります(表①~③参照)。1)全成分を配合量の多い順で記載する。
2)配合量の多い順に記載して、配合成分 1%以下は順不同で記載する。
3)着色剤以外の成分を配合量の多い順に記載し、その後に着色剤を順不同に記載する。
4)着色剤以外の成分を②に準じて記載した後、着色剤を順不同に記載する。
こんな感じです。
化粧品に含有されている成分は大体少なくとも10種類以上はありますよね。
全てを見なくてもOKです。キリがないですからね。
まずは「1〜5番目の成分」だけ注目するようにすればOK。
「全成分を配合量の多い順で記載する。」と記載のある通り、トップ5まで見れれば十分です。
「グリセリン」をできるだけ避けたい筆者は、基本的にトップ3に該当しないように成分をチェックした上で購入しています。
このように気を付けてスキンケアを揃えていく事で、ニキビ肌ができにくい状態をコントロールできるようになりました!
「何してもニキビが治らない」とお悩みの方は、参考になれば嬉しいです。
まとめ:「何してもニキビが治らない」脂性肌の方は「グリセリン」が少なめの商品で保湿してみて
以上 【実体験】「何してもニキビが治らない」それってグリセリンのせいかも?【脂性肌ニキビの保湿を考察】 についてまとめてみました。
本記事をまとめると以下になります。
「脂性肌ニキビ」と「グリセリン」の関係性fa-arrow-circle-right
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「成分表示の順番」を意識して化粧品を選ぼうfa-arrow-circle-right
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寄り添ってくれる皮膚科・美容皮膚科も並行して探してみて
基本的にニキビで悩んでいる方で、皮膚科に行った事ない方って少ないと思います。
筆者も何回か皮膚科で相談した事があります。
しかし、当時はなかなか自分の理想とする所に巡り合えなかった為自分で色々と試し、スキンケアでだいぶ改善する事ができました。
現在は美容医療の知識もついてきたので、更なる美肌を目指して美容クリニックも通っています。
やはり自己判断だけではなく、専門的なアドバイスも大事だな〜と思いました。
なので、スキンケアの改善と同時に、皮膚科も並行して探してみると良いかもですね。
今は「VISIA肌診断機」というもので現状の肌を綿密にデータで教えてくれるというものも、
美容クリニックで取り扱っている所がありました。まず自分の肌質・現在の状態を診てもらうのもいいかもしれませんね。
美容クリニックは高級なイメージがあり近寄り難いと思いますが、VISIA診断を対応しているこちらのクリニックはかなり安かったので、良かったらチェックしてみてください。
諦めない心が大切です
ニキビ、肌荒れってなかなか治らないですし
脂性肌向けの商品や情報も少なく、本当困りますし、諦めがちですよね。
筆者も一度諦めた身なので本当に気持ちが分かります。
しかし一念発起し、絶対に諦めずに頑張ったら本当良くなりました。
今では肌キレイと言ってもらえる事もあり、最近は「本当に頑張って良かった」と思っています。
諦めない心が大切です。
一緒にニキビのない肌目指して頑張りましょう!!
私もまだまだ頑張ります。
とりあえず脂性肌の方に2つだけ伝えられるとしたら
「グリセリンをできる限り避ける!」「オイルクレンジング!」
を声を大にして叫びたいですが、やはり他にも色々と要素がある為
迷ったらこの記事を読んでいただき、原点に立ち戻っていただければ嬉しいな〜と思っています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
一緒に楽しくスキンケア頑張っていきましょう!
オススメの美容記事はこちら